ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドライン

(資料2−1)

緊急対策と恒久対策



対策の位置づけ対策の概要
緊急
対策
ごみ焼却施設周辺の最も影響
を受ける地点においても、摂
取量がTDI(10pg/kg/day)を超
えるおそれがないように緊急
に講ずる対策。
排出濃度を80ng/Nm3以下にするための対策を施策ごとに早急に実施。

・燃焼管理の適正化
・間欠運転から連続運転への転換
・施設の改造
・休廃止

恒久
対策
 全国的に排出量を削減する
ため、技術的に可能な対策。

 ダイオキシン類の摂取量に
関するデータの充実を図ると
ともに、ごみ処理施設からの
排出実態をフォローアップし
、その結果を踏まえ、必要に
応じて対策の見直しを行う。

1) 減量化、リサイクルを推進し、焼却量を抑制
2) 各施設において技術的に可能な削減対策を実施し、以下の基準に適合。
 ・新設炉(全連)       :0.1ng-TEQ/Nm3
 ・既設炉(旧ガイドライン適用):0.5ng-TEQ/Nm3
 ・既設炉(連続運転)     :1ng=TEQ/Nm3
 ・既設炉(間欠運転)     :5ng-TEQ/Nm3
3) 新設炉は、原則として、全連続炉。
4) 小規模施設の集約化等によるごみ処理の広域化。
5) 最終処分場からのダイオキシンの飛散、流出を防止するための対策を実施
 ・灰の溶融固化等
 ・最終処分場の対策
6) 上記対策のフォローアップ
 ・定期的な排出濃度測定(原則年1回)
 ・対策の補完

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