ダイオキシン類の主な発生源は多々あるが、 「一般ゴミや産業廃棄物の焼却場」が主要三大原因の1つである。
ダイオキシン発生の原因が 「地方自治体や病院、学校、家庭などの焼却炉にある」と専門家は述べている。 ダイオキシンを含む焼却灰は現在、ほとんどが埋め立て処分場に投棄されている。 処分場が海の近くにあれば、それが降雨によって流出し、 河川や湖沼、海湾の水質、魚介類、底泥などを汚染する。 また、焼却場の煙突から大気中に排出されたダイオキシンは降雨によって、やはり海に流入する。 こうして沿岸近くの海はダイオキシンによって汚染され、 これが沿岸に生息する魚介類を通じ日本人の体内に取り込まれるのだという。 病院がこの危険性を真摯に受け止め、 「自然界の健康を守る=人の健康を守る」ことに積極的に関わらなければいけないと考える。