理事長紹介
氏 名 :上田 裕一(うえだ やすいち)
出 身 :東京都出身 東京大学医学部医学科卒
専門分野 :脳神経外科・医学博士
趣味・特技:コンピュータサイエンス、菜園作業
出 身 :東京都出身 東京大学医学部医学科卒
専門分野 :脳神経外科・医学博士
趣味・特技:コンピュータサイエンス、菜園作業
長年勤めた大学の助教授を辞し、ヤンバル(本島北部)に活動の場を求めたのは、心地よく回復することの大切さ、体の動かし方や食生活の重要性、医療行為をも組み入れた現代医療こそ21世紀に求められている医療と確信したからです。
都会の医療では得られない、行い得ない、心地よい医療を実践する目的で昭和59年5月、本部町に野毛クリニックを開設し、病気直しと病人直しが分離せず、心地よい医療を介して治療と介護とが同時に行えるもとぶ野毛病院を昭和63年6月開院。また北部地域の医療環境改善に向け担当理事として北部地区医師会病院を平成3年4月開院。さらに看護環境改善と看護学校設置推進委員長として平成5年北部看護を設立しグローバルな意味でも本部の医療環境改善に勤め患者とともに”生の尊厳”を享受し、健全な人生をまっとうすることをめざして、地域医療からさらに地域発展に貢献すべく平成7年8月ノゲネットモトブを開局し本部の、そしてヤンバルの良さを世界に発信します。
When I first came to Motobu,I was recuperating from an illness.Untill then,I was an active neurosurgeon working under extreme pressure.Being an Associate Professor,my duties also included teaching young university students and consulting doctors.Eventually, the responsibilities and demands severely affected my health, to the point that my doctors feared I may lose my eye-sight even if they could save my life.
I found Motobu ideal.The friendliness of the people and the environment-the Sun, ocean, fauna and flora gave me a sense of wellbeing! I realised this beautiful place had natural and positive healing power.
Rightaway,I decided to resign my post and life in the fast lane to start a new life in Motobu and contribute towards its development, to introduce my ideas of 21stcentury medicine- a combination of medical treatment and recovery in a peaceful surrounding with diet and excercise.
As a result, in 1984 the Motobu Noge Clinic was opened.In 1988 the clinic became the Motobu Noge Hospital with 150+ beds.
Subsequently, I helped strengthen the local medical community.By becoming the Director of the Northern Okinawa Medical Association. We established the Medical Association Hospital in 1991 and the Nursing School in 1993.To promote the further development of Motobu. We introduced MOTOBU NOGE HOSPITAL and NOGE NET MOTOBU.
院長紹介
氏 名 :出口 宝(でぐち しげる)
専 門 分 野:総合診療科
外科 甲状腺 乳腺認定医
スポーツ医 産業医
~ ご挨拶 ~
もとぶ野毛病院が地域の皆様とともに歩んできた歴史を振り返り、上田院長の後任の積に改めて身の引き締まる思いが致します。
私は、昭和60年に琉球大学第一外科に入局して、大学で外科の研鑽を積む一方で、平成元年から今日まで非常勤医師として毎週1日はもとぶ野毛病院に来て外来診療をさせて頂いてきました。その間の本部町や北部地域に様々な施設ができ、道路も整備されて発展していく姿を見てきました。そのようなこともあり20数年のお付き合いをさせて頂いている地域の方々もたくさんいらっしゃいます。また、その間には皆様から様々なことを学ばせていただきました。
さて、皆様もご存知のように、近い将来にはわが国は人口減少となり、そこへ高齢社会がますます加速していきます。北部地域もその例外ではありません。日本全体では、2030年に高齢者が人口の40%を占めるようになります。それに伴い国の社会福祉・医療の制度も大きく変わろうとしています。沖縄県は国の制度の下で沖縄県地域医療構想をまとめました。その中には北部地域における将来予測も示されています。今後の北部地域の医療の進むべき羅針盤のようなものです。基本的な考え方は病院や診療所、訪問看護、介護サービスなどが連携して、高齢になり要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるような社会を目指していこうというものです。そのためには県立北部病院と北部地区医師会病院を統合して基幹病院となることは不可欠です。 そのようななか、今後、当院は北部地域における医療の担い手の一つとして、その使命を見つめ直し、その使命を果たし、地域に貢献していかなければならないと思っています。
これからも、これまでのように、それ以上に地域における医療の充実を図り、皆様一人一人のかかりつけ医や主治医として安心して暮らせる北部地域を守っていきたいと思います。そのためには皆様のご理解とご協力が不可欠です。どうぞよろしくお願い致します。
事務長紹介
氏 名 :藤本 孝子(ふじもと たかこ)
出 身 :県立広島女子大学卒(現:県立広島大学)
広島大学食物栄養学科(健康科学部)助手
短期大学講師を経て来沖
現 在 :名桜大学非常勤講師
オリオンビール嘱託
専 門 分 野:管理栄養士
趣味・特技:水泳・サウナ・読書
田村魚菜料理学園師範卒業
(料理、花・野菜作り)
文芸誌掲載作品 仏桑華